膝に痛みが起こる原因は、主に2つです。
1つは、膝そのものに原因がある場合と、もう1つは膝以外に原因がある場合です。

今回は膝そのものに痛みとなる原因がある場合についてお話ししたいと思います。

膝そのものに原因がある場合

膝を構成する構造上で「何らかの異常・不具合」が見られた場合に痛みが発生します。
つまり、怪我・損傷、変性、炎症等が起きた時に痛みが起こるということです。
痛みだけでなく、腫れたり、水がたまったり、出血したりします。
上記以外にも、生まれつき何らかの異常や不具合がある場合にも痛みが発生します。

怪我や損傷は、日常生活で起こるちょっとした怪我や転倒などによるもの、スポーツによる怪我等、交通事故等が考えられます。
道路や階段などでの転倒、自転車で転んだり、足をひねったりなどです。

これらの怪我からでも、膝に損傷を起こすことがあります。
怪我をしたその瞬間は、大した痛みや損傷などの症状が出ていなくても、何か月後、または何年後という感じで時間の経過とともに症状がだんだんと出てくることがあります。

スポーツによる怪我では、プレー中の転倒、ジャンプの着地の時に捻るなどの場合が多いです。
サッカーやラグビーなどコンタクトスポーツの場合、タックルを受けたり、相手と接触して怪我する場合です。

変性とは、『年令的変化』や『経年変化』等と呼ばれる時間の経過とともに機能が低下して起こる場合です。
やはり長年使っていると、関節内部が摩耗されたり、壊れたりします。

膝の痛みを和らげる方法 = 筋トレ

膝の痛みを和らげる方法の一つに、膝まわりの筋肉や靭帯などを鍛えて関節への負担を減らしたり、ストレッチによって関節の可動域を広げて動きをスムーズにしたりする方法があります。

膝周辺の筋肉や靭帯は、膝関節を構成する骨を固定し、膝の動きをコントロールする重要な役割を果たしています。
膝まわりの筋肉を鍛えることで膝を支える力が強くなり、安定感が増し、スムーズな曲げ伸ばしが可能になります。
何もしなければ、筋肉や骨は自然と弱っていきます。

筋トレを行い、膝周辺の筋力を上げ、膝関節の機能を高めることで、治療だけでなく今後のケガ・障害の予防にもつながります。
また、筋トレは筋肉だけでなく膝関節の靭帯、関節包、軟骨、骨なども強化することができるため、膝にかかる負荷がより小さくなり、痛みを和らげることができます。

どうでしょうか?少し筋トレの重要性が伝わりましたでしょうか?
今まで治療などで改善されなかった方、ぜひ1度、SP-Bodyにお越しください!