筋トレが脂肪を減少させていく・・・
「コンティニアステンション」では、成長ホルモンを分泌させる方法を紹介しましたが、今回は「効率」です。
「筋トレと有酸素運動は、どっちが先?」などの質問を良く受けますが、もちろん「筋トレ」が先です。
科学的データでも裏付けされています。
また、「筋トレが先」というのは、筋トレ後しばらくしても、脂肪燃焼しているからです。
ということは、「有酸素運動をしなくても良い」ということも言えます。
もちろん、有酸素運動を入れた方が、体脂肪の減少率は高いです。
トレーニング後、利尿作用が働き、トイレに頻繁に行きたくなるときは、脂肪が燃焼している状態でもあります。
また最近では、「サーキットトレーニング」も流行り始めています。
筋トレのトレーニングシステムの1つですが、1種目、中等度の負荷設定で8~12回を行い、それを数種目休みなしでトレーニングします。
例) スクワット ⇒ ベンチプレス ⇒ ランジ・・・
などという感じで設定し、1周したら1セット終了です。これを数セット行います。(非常に辛い・・・)
このトレーニング方法のメリットは、短時間でトレーニングが出来るということと、おそらくこのトレーニング方法を実施するときは、数名で行うことが多いと思います。
実際に、この方法を取ったトレーニングジムもあります。
参加しているメンバーとの競争だったり、仲間意識だったり、励ましあったり・・・という、「チームワーク」的なものが芽生え、非常にテンションも上がりすぐに、「ランナーズハイ」ならぬ、「トレーニングハイ」になります。
そこに「夢中」になる人も少なくありません。
運動の順序と成長ホルモン
レジスタンストレーニング後にエアロビックな運動を行うと、乳酸の作用により成長ホルモンの分泌が促進され、遊離脂肪酸の分解量が増加しているのがわかります。
成長ホルモンと体脂肪の分解
□ 体脂肪を運動でエネルギーに変換させるためには、リパーゼという酵素が、中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解する酵素です。
このリパーゼは、空腹時と運動してからしばらくすると活性されます。
□ レジスタンストレーニング(乳酸濃度を高める、速筋線維への刺激)により、アドレナリン、ノルアドレナリンと成長ホルモンの分泌を促進し、エアロビックな運動が上がりやすくなります。