現代人の多くが抱えるカラダの不調のひとつが、『肩こり』です。
この『肩こり』により頭痛や吐き気などに悩む方もいるのではないでしょうか?
今回は、この『肩こり』を理解し、改善などに役立ててください。
肩コリの原因を知ろう!
まずは、肩こりの原因について理解しましょう。
簡単に言ってしまえば、肩周辺の筋肉の疲労、緊張、血行不良です。
しかし、この肩こりの原因にはいろいろと説があり、腰痛など同様に不明な点がとても多いのも事実です。
日本人を筆頭に中国人、韓国人のアジア系以外の外国の方は肩こりを感じないという話もあります。
そもそも外国の言葉に『肩こり』という言葉は存在しません。
これは、東洋医学と西洋医学の考え方の差でもあります。
実は腕が原因?
長時間、同じ格好や姿勢でいると、『肩こり』になると言いますよね!
でも、実は腕の位置が問題なんです。
パソコンやスマートフォン、タブレットなどを操作する際、カラダの前に腕が出ます。
この態勢が問題なんです。
この腕を前に出す姿勢をすると、肩甲骨が背中の外側に向かって動きます。
肩甲骨が外側に向かって動く(外転)した状態が続くと肩甲骨周辺の筋肉が伸びた状態のままになってしまします。
そうなると、肩甲骨周辺の頭や腕を支える筋肉やその周辺の筋肉の持続的緊張によって疲労物質が溜まり、筋肉が硬くなります。
すると、筋肉が硬くなることが原因で周囲の血管を圧迫すると、肩から首周辺の血行が悪くなっていきます。
この血行不良により、さらに筋肉は硬くなり、肩こりは悪化するという悪循環になります。
これが継続して続いていくと、肩こりが原因による頭痛も起きてきます。
では、どうすれば肩こりを解消できるでしょうか?
肩こりのケア
まず考えるのは肩・首周辺の疲れを取りようにストレッチし、疲れにくくなるように筋トレをすることです。
そこで、お伝えしたい大事なポイントは『肩甲骨』です。
『肩甲骨』のまわりの筋肉をストレッチし、柔らかくして動くようにすることです。
肩甲骨はがしなどという名前のストレッチなどが流行です。
なぜ、肩甲骨??
『肩甲骨』とは、背中にあって、肩と腕をつなぐ骨のことです。
この 肩甲骨の周辺には、首や肩、腕やお腹など、上半身を動かす筋肉が集中しています。
そのため、肩甲骨の動きと、上半身の動きは連動しています。
つまり、肩甲骨周辺の筋肉の動きがアンバランスなり、肩甲骨の動きが悪くなると、上半身に不調が出やすくなります。
猫背になったり、肩こりが発症したり、目が疲れやすくなったり、骨盤が歪んだり、腰痛を発症したり、便秘になったり・・・
いろいろと考えられることがあげられます。
この肩甲骨の動きをスムーズにすることにより、それに連動する首、肩周辺の筋肉への無駄な緊張を緩和していくとが重要になるということです。
いかがでしょうか?
肩こりと肩甲骨の関係についてのお話でした。
肩こりでお悩みの方は、意識的に肩甲骨を動かしてみてください!