横浜市学校保健会 神奈川支部保健大会にて、
月経コンディショニングをテーマとした保健講座を実施しました。
本講座には、神奈川区内の
小学校・中学校の校長先生、養護教諭の先生方、PTA保護者の皆さまなど、
約100名が参加されました。

月経教育を取り巻く現状と学校保健の課題
近年、児童・生徒はSNSやインターネットを通じて
月経や身体に関する情報に簡単に触れられるようになりました。
一方で、
正しい月経知識が十分に伝わらないまま成長してしまうケースも多く、
不安や誤解を抱えたまま学校生活を送っている児童・生徒も少なくありません。
こうした状況は、
欠席や保健室利用の増加、学習への集中力低下など、
学校保健・教育現場における重要な課題となっています。
月経コンディショニング講座でお伝えした内容
本講座では、学校現場ですぐに活用できる内容を重視し、
以下のテーマについてお話ししました。
- 月経に関する正しい基礎知識
- 成長期(思春期)における身体の変化と不調の捉え方
- 学校生活における月経への具体的な配慮の視点
- 家庭と学校が連携して行う月経サポートの考え方
「月経=我慢するもの」ではなく、
正しく理解し、適切に対応することが大切であるという視点を
教育・保健指導の立場からお伝えしました。
骨盤底筋群エクササイズによる体験型月経教育
知識の提供だけでなく、
身体を動かしながら理解を深める体験型講座として、
骨盤底筋群を中心としたエクササイズを実施しました。
実際に身体の感覚を体験することで、
月経時の不調や身体の仕組みを、
より具体的に理解していただくことができました。
月経コンディショニングがもたらす教育的効果
月経コンディショニングを取り入れることで、
- 児童・生徒の不安軽減
- 学校生活の質(QOL)の向上
- 月経に対する正しい理解の定着
- 学校・家庭・地域の連携強化
といった効果が期待できます。
今後の取り組みについて
今後も、
子どもたちが安心して学校生活を送れる環境づくりを目的に、
学校・家庭・地域が共通認識を持てるよう、
月経教育・学校保健活動の支援を継続してまいります。
月経コンディショニングは、
これからの学校保健・保健指導において
重要な役割を担う取り組みの一つです。

