元JDリーグ選手・トランスジェンダートレーナー
上原依万里が伝える「心と身体を変える力」

人生に悩み、変わりたいと思うすべての人へ
人生は思い通りにならないことの連続です。壁にぶつかり、苦しみ、迷うこともある。
それでも私は、“自分を諦めない”という選択をしてきました。
そんな私の人生を変えたのは――トレーニングでした。
身体を鍛えることで、自分と向き合い、心を立て直す。
トレーニングは、単なる筋力づくりではなく「生き方」を変えるものです。
否定していた自分を受け入れるまで
昔の私は、いつも周りの目を気にしていました。本当の自分を隠し、否定しながら生きていた。
けれど、逃げずにトレーニングを続けるうちに、少しずつ「自分を諦めない強さ」が育っていきました。
トレーニングは、身体だけでなく心を強くする。それが私がこの仕事を続けている一番の理由です。

JDリーグで学んだ「向き合う力」
学生時代はソフトボール一筋。JDリーグでの経験は、技術以上に“心”を鍛えてくれました。
ミスを恐れ、結果に縛られながらも、それでも前に進むしかなかった。
あの頃に培った「向き合う力」は、今の私の原点です。
スポーツも人生も、うまくいくことばかりではありません。
だからこそ、「どう向き合うか」がすべてを変えるのです。
“本当の自分として生きる”と決めた日
身体と心の不一致に悩みながらも、私は“自分として生きる”道を選びました。
2025年4月。正式に性別を変えたその日は、「新しい自分になる日」ではなく、
“本当の自分として生き始めた日”でした。ずっと恐れていた「自分を生きる」という選択。
けれど、その一歩を踏み出したことで、ようやく心から笑えるようになったのです。
自分の生き様を形にしたSSAへの挑戦
自分の生き方を証明したくて挑んだ、ボディコンテスト「SSA」。
トランスジェンダーとして、そして一人の男としてステージに立ちました。
結果は、新人類部門 第2位。
母は涙を流し、父は「一人の男、息子だ」と言ってくれた。
あの日、これまでの葛藤がすべて意味を持ちました。
「やっと、自分として生きていいんだ」と心から思えた瞬間でした。
どんな生き方にも価値がある
僕の生き方が正解じゃなくてもいい。でも、どんな生き方にも価値がある。
“できない”じゃなく、“やってみる”。その一歩が、未来を変える力になる。
トレーニングも人生も、完璧じゃなくていい。
大切なのは、自分を諦めないことです。
SP-Bodyは、「人生を立て直す場所」
SP-Bodyは、ただ身体を鍛える場所ではありません。“自分らしく生きる力”を取り戻す場所です。
悩んでいる人も、迷っている人も、ここに来れば大丈夫。
変わりたいと思った瞬間から、もう人生は動き出しています。
最後に
自分を諦めないこと。
それが、僕の生き方であり、
あなたの人生を変える最初のトレーニングです。


