筋トレの『質』を上げる

普段みなさんが筋トレをしていると、『意識』ということを言われたり、聞いたりしたことがあると思います。
今回は、そんな部分を『中殿筋』を例に出して説明していきます。

 中殿筋

ヒップの型をつくる上で重要な役割をもつ『中殿筋』
エクササイズ種目としては、レッグアブダクションなどがあります。
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ポイントは、骨盤を固定し、大腿骨を動かすことですが、関節の動きで解説すると、骨盤の側方回線の動きを止めると効果的に行えます。

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※骨盤を脚の方に動かし、それをキープして、脚を遠くに伸ばすように上に挙げる

ここまでは一般的で、どこでも同じような説明をしています。

重要なのは、この動作中に使いたい筋肉を働かせること!!

果たして、スクワット中に『中殿筋』を働かせているでしょうか?
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スクワット中にお尻の筋肉が働いている感覚はありますでしょうか?

特に『しゃがむ』動作の時に・・・・
スクワット
盛り上がったピップを作るには、エキセントリックモーション(※筋肉が伸びながら筋力を発揮する動作)のときに
お尻が働いている感覚が来なければなりません。

では、どうする?

筋肉の働かせ方には、個人差があります。
簡単に意識できる人もいれば、なかなか習得できない方もいます。

しかし、共通して言えることは『練習すれば出来るようになる』ということです。

少し前に『スクワットチャレンジ』などと毎日スクワットを実施するようなことが
SNSでも投稿されている方が、ちらほらいらっしゃいました。
すぐに効果が出る方もいれば、「足が太くなる~!」などと辞めてしまう方もいたと思います。

大切なのは、『カラダをどのようにコントロールさせ、どこの筋肉を鍛えていきたいのか?』です。
筋トレは、自身の筋コントロールで、驚くほどの効果を上げます。