機能を促進してからトレーニング

カラダの循環機能を促進させてから筋トレすると、かなりの運動効果を上げます。
※循環機能とは・・・呼吸循環・血液循環・リンパ循環などです。
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筋肉の柔軟性や骨格の歪みにより、本来の循環機能が保たれていないことが多いです。
・猫背は脊柱が丸まり、肺が膨らもうとしても骨格が邪魔をして膨らまない・・・
・座りっぱなしになると「エコノミー症候群」になりやすい⇒股関節の筋肉が硬くなる・・・
・リンパ循環は、「ミルキングアクション」筋肉の働きによりリンパ液を押し出してくれます。

という感じです。
骨格はすぐに戻らないとしても、筋肉の柔軟性や働きは、その場で向上させることができます。
それが「コンディショニング」です。

 胸郭・肩甲骨の動きを出して循環機能を上げる!

★プルオーバーエクササイズ

出典 www.t-nation.com
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胸郭を引き上げ、肩甲骨を動かしていくエクササイズです。

筋トレ女子の方でしたら、「姿勢を良くする」「バストアップ」目的でやられている方も多いのでは?
呼吸のトレーニングを入れると、さらに効果が上がります。

通常ダンベルなどの負荷を、頭上に上げる際に「呼吸を吸う」がオーソドックスなやり方ですが、

出典 www.t-nation.com
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イレギュラーパターンとして、頭上に上げる際に「呼吸を吐く」も行うと、横隔膜や、肋間筋、外・内腹斜筋、腹直筋など、呼吸に関連する筋肉に刺激が入り、胸腔内圧を高め呼吸循環機能、姿勢保持力が向上します。

これだけで、呼吸がしやすくなるはずです。
呼吸がしやすくなれば、それだけ酸素を体内に送り込みやすくなり、

ハードなトレーニングにも耐えられる!
汗もかきやすくなります!
体温が上がりやすく、代謝効率が上がります!

軽い重量にして、ウォーミングアップで入れても良し、セット間のインターバルにもオススメです。
筋トレ種目は、ひとつの種目で、いろいろな目的に対応することができます。
効率良く、効果を上げる方法は、まだ無数です。