女性の美しさの1つとも言われる『デコルテライン』
今回は薄着になると露出度が高くなるこの『デコルテライン』についてのお話しです。

鎖骨の重要性

現代では、パソコンやスマートフォンの影響により首回りの筋肉が異常に緊張しています。
この首回りの筋肉の過緊張により、姿勢の悪化やゆがみ、『肩こり』や『頭痛』などを引き起こす要因となっているのも事実です。

今回は『デコルテライン』ということですので、この首の周りの筋肉である『胸鎖乳突筋』に注目してみます。

この『胸鎖乳突筋』は、デコルテを形成するうえで重要な筋肉となります。

それともうひとつは、最近では、「肩甲骨の動き」が肩こりに影響がでると言われていますが、その肩甲骨と同じくらい重要なの『鎖骨』なのです。

なぜ、鎖骨が『重要』なポイントなのかというと・・・
解剖学的に見て、カラダの前面側にある『鎖骨』は、背面側にある『肩甲骨』と対になって腕の骨(上腕骨)を支えています。

ですので、肩甲骨と同じくらい働かせたいパーツの1部でもあるワケです。
この『鎖骨』に付着面がある筋肉は『三角筋』『胸鎖乳突筋』『僧帽筋』『大胸筋』『鎖骨下筋』です。
この筋肉たちを働かせることで『鎖骨』は『鎖骨』としての機能をするのです。

胸鎖乳突筋の役割

先程から何回も出てくるこの『胸鎖乳突筋』。
首にある筋肉の1つで、大きな役割としては、顎を上げたり、首を傾けたり、回したりする働きがあります。
しかし、パソコン、スマートフォンの影響により過緊張で働きを失うと筋肉の付着部である鎖骨はどんどん下へと下がってしまいます。

キレイな鎖骨はV字ではなく、横に出る鎖骨なのでこの『胸鎖乳突筋』をストレッチし、鎖骨を正しい位置に戻すことも『デコルテ美人』になるポイントです。

胸鎖乳突筋 + 鎖骨 = デコルテ美人

ここまで読んでいただくと『胸鎖乳突筋』と『鎖骨』の関係はご理解頂けたと思います。
今回は現代に起こりうる姿勢とカラダの使い方から『胸鎖乳突筋』をクローズアップしましたが、『鎖骨』には三角筋・僧帽筋・大胸筋なども関連しています。
肝心なことは、どこをトレーニングし、どこをストレッチするかです。
どこか1つにこだわらず、全体をバランスよくトレーニング、ストレッチすることが近道です。