先日よりシリーズでお送りしている『成長ホルモン』シリーズ!
第2回となる今回は『成長ホルモンと睡眠』についてです。

※第1回目の『成長ホルモン』につきましては、こちらの記事も合わせてお読みください⇒⇒⇒『成長ホルモン』

健康や美容に関心のある方でしたら、一度は『睡眠のゴールデンタイム』という言葉を聞いたことがあるかと思います。
夜の10時~2時の間に寝ると、『成長ホルモン』の分泌が促されるなんて聞きますよね。

今回は、この『成長ホルモン』と『睡眠』について書きたいと思います。

『成長ホルモン』と『睡眠』

別名『若返りホルモン』と呼ばれる『成長ホルモン』は、脳下垂体から血中に分泌され筋肉の回復と成長に役立つだけでなく、肌の生まれ変わりを促進させ美肌効果もあります。

しかし、いざ意識して生活してみるとお仕事で帰りが遅くなったり、家事などに追われ、『夜10時なんかに布団に入れない!!』という方も多いはず。

でも、安心してください!!
大切なのは、そこではありません!!

レム睡眠とノンレム睡眠

私たちの眠りの性質には2種類あります。
・レム睡眠・・・浅い睡眠。身体は休み、脳はまだ活動している状態。まぶた越しに眼球が動いていたりし、夢を見るのもこの時間。記憶の整理などを行っている。
・ノンレム睡眠・・・深い睡眠。脳も活動(機能)を低下させ休息している状態。覚えていないような単純の夢を見る。成長ホルモンの分泌に関与。

私たちは1回の睡眠の中で、この『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』を繰り返しています。

『成長ホルモン』が分泌されるのは『ノンレム睡眠』時ですが、その『ノンレム睡眠』は深さが4段階に分かれており、ノンレム睡眠の中でも深いノンレム睡眠時により多くの成長ホルモンが分泌されるといわれています。

ここが大切!

しかしこの『ノンレム睡眠』の中でも深い『ノンレム睡眠』は、私たちが眠りについてから3時間の間だけなのです。

それ以降は、『ノンレム睡眠』時はあっても、より深い『ノンレム睡眠』に入ることはないようです。
となると、寝る時間帯だけが大切なのでなく、寝付いてからの3時間をいかに質良く眠るかがカギになります。

☆質の良い睡眠を取るコツ☆
より良い睡眠をとるために・・・
・寝付きの3時間が大切とは言え、適切な睡眠時間をとること
・出来るだけ同じ時間帯に眠りにつくよう努めること
・眠りにつく前はリラックスタイムを作ること
・日常の適度な運動を行うこと
・正しい食生活に注意すること


成長ホルモンの分泌は加齢とともに減少するのは確かですが、健康体でいるためには必要なホルモンです。
だからこそ、出来そうなところから始めて、睡眠の質を上げ、ご自身のゴールデンタイムを作りましょう。
睡眠前の腹式呼吸などもオススメです!

次回は『成長ホルモンと筋トレ』について書きたいと思います!
お楽しみに♪